サラリーマンの皆さん!
「毎月あと5万円使えるお金があったら…」こんなことを考えた瞬間はありませんか?
節税による手取りの増加、経費の活用などサラリーマンでも知識があれば使えるお金は変わります。
そんなサラリーマン同志、副業を始めましょう!
わたしの『ブログ』も副業のひとつです。
会社から貰うお金だけで年収を上げるとなると、なかなかハードルが高いのが現実。
着実に手取りを増やすうえでサラリーマン×副業は最強です!
最大65万円の特別控除で天引きされる税金が減ったり、安定したお給料に加えてがんばった分だけもらえるお金が追加されます。一気に貯める力が加速しますよ!
まずは年間20万(月に2万円程度)を目指してはじめてみましょう!
この記事では、サラリーマンが始めやすいおすすめの副業を3つ紹介し、それぞれの難易度、おすすめ度、節税効果、年収アップのポイントを徹底解説します。
1. サラリーマンが副業を始める前に知っておくべきこと
副業を始めることは、収入を増やすための有効な手段ですが、その前にいくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。ここでは、サラリーマンが副業を始める前に知っておくべきことを解説します。
事業所得と雑所得ついて
副業収入は『雑所得』と『事業所得』にわかれます。
副業で稼いだ事業所得は、給与所得では認められていない経費が使えます。
事業に関わる支出を経費とすれば、課税所得が減るのです。
特に、青色申告ができることや家賃などの生活費の一部も経費にできるメリットは大きいです。
どこからが事業所得?
事業所得と認められたら、より節税に活かせることは理解したけど、そもそもなにが事業所得なのかよくわからないって人も多いはず!
イメージとしては、お小遣い程度の副業収入は雑所得。
事業として認められると事業所得といわれます。
これだけ聞くと「なんかハードルが高そうだな…」と感じると思いますが、
実際の事業所得に該当するかは社会通念での総合判断!
要は周囲の人があなたのビジネスを事業だと思うかどうかで認められる。
つまるところ、非常に基準が曖昧です!
認められやすい特徴を押さえておけば、事業所得と申請して問題ないでしょう。
事業所得と認められてきた特徴
・継続性・反復性の有無
たった1回だけ商品仕入れて販売した。などは事業といえないってことですね!
・営利性・有償性の有無
お金を貰うなど対価を受け取っていなければ事業とはいわない。
他にも細かい事例がありますが、継続的且つ営利的であれば事業所得として認められることが多いようです。
帳簿がないと雑所得
簿記を学んでいいないと聞き慣れないワードが多く登場しますが、
今は事業用に口座を作っておいてアプリ活用すれば意外と簡単に対応できます。
サラリーマンでも経費が使える
サラリーマンであっても経費が控除される、特定支出控除という制度があります。
特定支出控除は副業の有無に関わらず、活用することができる節税手段です。うまく活用すればスーツ代や資格の勉強にかかる費用を経費にできます。特定支出控除については別の記事で解説します。
今回は副業をした人だけが得られる大きな節税手段を紹介します。
副業の所得が雑所得、事業所得、不動産所得、山林所得のいずれかに該当する場合、事業運営のためにかかった費用は経費計上ができます。正しく経費を計上することは、節税につながります。
家賃や光熱費も経費に
経費として認められるのは「業務に使用した支出」のみですが、業務とプライベートの両方で使用している場合は、家事按分を行うことで費用の一部を計上できます。副業の業務を自宅で行っている人であれば、家賃や水道光熱費なども家事按分することで経費とできます。
この家事按分が強い!とわたしは感じています!家事按分とは、家賃や光熱費などのうち、事業で使った割合で経費に計上する考え方のことです。
例えば、家賃を10万円払っていて、副業のために使っている仕事部屋の面積が20%の場合。10万円×20%=2万円を経費に計上できます。
面積以外にも、光熱費であれば使用している時間で、自動車関連費であれば走った距離で按分するなど、税務署に聞かれた場合にも合理的な説明ができることが重要です!
プラスでなにか費用をかけなくても、既存の支出から経費計上できるのは大きい!
事業所得なら青色申告ができる
副業の年間収入が20万円を超過すると、確定申告の義務が発生します。
いまはアプリが充実していて思っている以上に手軽になっています。ちょっとした手間で多くのお金を手元に残せるので絶対にやったほうが良いとおもいます!
特に青色申請特別控除は65万円分の控除を受けることができます。
青色申告特別控除の概要
- 内容: 青色申告者は、確定申告で最大55万円(e-Tax利用で65万円)の特別控除を受けられます。
- 目的: 適正な帳簿管理を促進し、納税者の負担を軽減することです。
- 適用条件: 正しい帳簿管理(複式簿記)と期限内の申告が必要です。
控除額の種類
青色申告特別控除には、以下の2つの控除額があります。
① 55万円控除
- 適用条件:
- 複式簿記による帳簿管理
- 貸借対照表と損益計算書の作成
- 期限内(3月15日まで)に確定申告を提出
- 具体例: 副業所得が200万円の場合、55万円を控除して145万円が課税所得となります。
② 65万円控除
- 適用条件:
- 上記の55万円控除の条件に加え、e-Tax(電子申告)を利用して確定申告を行う
- 具体例: 副業所得が200万円の場合、65万円を控除して135万円が課税所得となります。
青色申告特別控除で結局いくら節税できるのか?
ケーススタディ
- 副業所得: 200万円
- 必要経費: 50万円
- 青色申告特別控除: 65万円(e-Tax利用)
計算ステップ
- 所得金額: 200万円(収入) – 50万円(経費) = 150万円
- 特別控除適用後: 150万円 – 65万円 = 85万円
- 課税所得: 85万円
節税効果
所得税率: 20%と仮定
控除なし: 150万円 × 20% = 30万円の所得税
控除あり: 85万円 × 20% = 17万円の所得税
=節税額: 13万円
確定申告アプリの活用
確定申告アプリを使うことで、複雑な帳簿管理や計算を自動化し、簡単に確定申告を行うことができます。
おすすめの確定申告アプリ
- freee(フリー):
- 銀行口座やクレジットカードと連携し、自動で経費を計上できます。
- 確定申告書の作成からe-Taxでの提出まで一括で対応可能。
- マネーフォワード クラウド確定申告:
- 領収書を撮影するだけで自動で経費計上が可能。
- 青色申告特別控除の適用にも対応。
アプリを使うメリット
- 自動化: 銀行口座やクレジットカードと連携することで、経費の自動計上が可能。
- ガイド付き: 初心者向けのガイドが充実しており、迷わずに進められる。
- e-Tax対応: アプリから直接e-Taxで提出できるため、65万円控除の適用が簡単。
おすすめ副業3選
サラリーマンが事業所得を得るためのおすすめの副業を3つ紹介します。
それぞれの副業について、おすすめの理由、難易度、向いている人の特徴を詳しく説明します。
1. ブログ・アフィリエイト
おすすめの理由
- 初期費用が低い: サーバー代やドメイン代など、初期費用が数万円程度で始められる。
- 時間の自由度が高い: 自分のペースで作業できるため、サラリーマンとの両立がしやすい。
- 長期的な収益が見込める: 一度記事を書けば、長期間にわたって収益が得られる可能性がある。
- 夢がある:月100万円など会社を辞めても生活ができるくらい稼げる人もいる
難易度
- 初級~中級: 記事作成やSEOの知識が必要だが、初心者向けのガイドやツールが豊富にある。
事前知識がなくてもはじめられるのは大きいですね!
向いている人
- 文章を書くのが好きな人: 記事作成が主な作業となるため、文章を書くことが苦にならない人に向いている。
- コツコツ続けられる人: 収益が上がるまで時間がかかるため、継続して取り組める人が向いている。
最初の収益がでるまではしんどいと感じることも!継続が大事な副業です。
2. オンライン講師・コンサルタント
おすすめの理由
- 専門知識を活かせる: 自分の持っている知識やスキルを直接収益化できる。
- 高単価の案件が多い: コンサルティングや講師業は単価が高く、効率的に収益を得られる。
- 人脈が広がる: クライアントや受講者とのつながりが新たなビジネスチャンスを生む。
難易度
- 中級~上級: ある程度の専門知識や経験が必要だが、その分収益も大きい。
継続するにはスケジュール管理も大事になるので、本職とのバランスが取れる人向けですね。
向いている人
- 専門知識やスキルがある人: 特定の分野での知識や経験が豊富な人に向いている。
- 人と接するのが好きな人: クライアントや受講者とのコミュニケーションが重要なため、人と接するのが好きな人が向いている。
具体的なステップ
- 専門分野の選定: 自分が得意とする分野やスキルを選ぶ。資格獲得のサポートや持っているノウハウを活かせるところをチョイスしましょう!
- プラットフォーム登録: オンライン講師やコンサルタントのプラットフォーム(例: STORYS.JP、ココナラ)に登録。
- サービス提供: クライアントや受講者に対して、オンラインで講義やコンサルティングを提供。
- フィードバック活用: クライアントからのフィードバックを活用し、サービスの質を向上。
3. 物販(せどり・ハンドメイド)
おすすめの理由
- 即金性が高い: 商品が売れればすぐに収益が得られる。
- スキルがなくても始められる: 初期投資さえあれば、誰でも始められる。
- 多様な選択肢: せどりやハンドメイドなど、自分の興味やリソースに合わせて選べる。
難易度
- 初級~中級: 商品選びや販売戦略にコツが必要だが、初心者でも始めやすい。
向いている人
- 商品選びが得意な人: 売れる商品を見つけるセンスがある人に向いている。
- 手作業が好きな人: ハンドメイドの場合、手作業が好きな人が向いている。
具体的なステップ
販売促進: SNSやブログを使って商品を宣伝し、販売を促進。
商品選定: せどりの場合、売れそうな商品を仕入れる。ハンドメイドの場合、自分で商品を作る。
販売プラットフォーム登録: メルカリ、ラクマ、Etsyなどのプラットフォームに登録。
商品出品: 商品の写真を撮り、説明文を書いて出品。
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