毎月の給料が入っても、気づけばお金が足りない…。そんな悩みを抱えるサラリーマンは少なくありません。
特に、固定費や流動費を把握せずに生活していると、借金や消費者金融に頼らざるを得ない状況になることも。
過去のわたしもその一人。先行投資だ!!と後輩たちに見栄を張っていたらmax400万まで借金が膨れてしまったこともあります。
思い出すだけで地獄ですね笑
この記事では、バランスシート(資産と負債の管理)を活用し、無駄な出費を減らしながら、賢くお金を管理する方法を解説します。
サラリーマンが知っておくべき「バランスシート」とは?
バランスシート(貸借対照表)とは、企業のある一定時点における、資産・負債・純資産の状態を表した書類です。
簿記やFP資格を取得していると馴染み深いですが、わたしは恥ずかしながら大学生時代はノータッチだったので今更ながら簿記の勉強をしています。
30歳超えてからのほうが勉強欲が湧くのは反動なんですかね…
少し雑に表現すると、会社のお財布状況まるわかりシートってことです。
このバランスシートを個人の家計状況に当てはめて「個人バランスシート」として活用することで家計レベルでも資産構成を把握しやすくなります。
「資産」「負債」「純資産」の考え方
資産は【持っているもの】
負債は【他人のもの】
具体的には下記の表をみてください。

なぜ家計管理にバランスシートが役立つのか
『現在地の把握』をすることにより、目標設定とその目標に向けての次のアクションが決めやすくなります。
なかなか向き合うのが怖いという人もいると思いますが、向き合わないと最短で生活は変えられません。
今日が人生で一番若い日です。今すぐ現在地を把握して目標に向けて歩み始めましょう。
固定費と流動費を見直して節約する方法
原則として入ってくるお金以上のお金を使ってはいけません!
入ってくるお金(収入)より多くのお金を使うということは借金必ず借金が必要になってしまいます。
後述しますが借金はお金を食い荒らし、あなたの夢を遠ざける一番身近な罠です。
もちろん適切な使い方もありますが基本的には避けるべきです。
まずは「支出」を把握しましょう!
固定費の把握
固定費とは、家計の支出のうち、毎月定額あるいはほぼ定額でかかる支出のことを指します。固定費は家族構成や生活スタイルによって異なりますが、一般的には以下のような項目が挙げられます。
- 居住費(家賃や住宅ローン)
- 水道光熱費(水道、電気、ガス)
- 通信費(携帯電話料金、インターネット回線料金)
- サブスク(マンガや雑誌アプリのサブスクリプションサービス料、習い事やジムなどの月謝)
- 教育費(学童保育、学習塾の費用)
- 保険料(掛け捨ての生命保険や火災保険の保険料)
- 自動車維持費(自動車ローン、駐車場代)

↑こんな感じです!
固定費の削減ポイント
家賃・住宅ローンの見直し
通信費(スマホ・インターネット)の最安化
サブスクや保険の見直し
流動費の把握
流動費とは、毎月変動する支出のことです。 流動費を節約しすぎると生活の色味がなく感じてしまう可能性もあるため、無理のない範囲で節約していくのがポイントです。
- 食費
- 日用品費
- 娯楽費
- 美容費
- 交際費
- 衣服代
意外と食費が多かったり、美容院や洋服などに使いすぎていたりするものです。わたしも並べてみて初めて気づく出費の多さに驚きました。
流動費の管理テクニック
食費・外食費の抑え方
※【毎日の食費】×30日となると意外と大きい
ふるさと納税での食品調達や作り置きなど外食を極力減らすことが手っ取り早いです。
とにかく使っている金額を把握すること!これが経験上は一番の抑止ですね。
借金を減らすためにすべきこと
借金の把握(消費者金融・クレジットカード・住宅ローン)
まずはいくら借りているのか把握しましょう。
借金の金利を知る(年利の重要性)
基本的には年率3.0%~18.0%となってます。
100万円未満の借入であれば、たいていは上限金利の年率18.0%が適用され、それ以上の場合は15%が適用さあれることが多いようです。
200万借りていたら毎年30万が利息で消えていく、、、恐ろしいですね。
別の記事でお金を稼ぐことや増やすことに触れていきますが、第一優先は借金返済にあてることをオススメします!
わたしはまずそこに全力投球しました。勝負はそこから!
不労収入の逆バージョンですから、利息を複利で払い続けることよりもったいないことはありません!
向き合うのはメンタル的にもしんどくなるかもしれませんが最短で抜け出すことが一番の自由への近道です。
覚悟を決めて向き合いましょう!
サラリーマンのための簡単な家計管理術
家計簿アプリを活用する(Money Forward、Zaim など)
スマホで簡単にお金管理できる家計簿アプリ。クレジットカードや銀行などを連携できたりレシートを読み取れたりするものから、カード連携なしでシンプルに使えるものまで種類はさまざまです。
おすすめはとにかく面倒にならないもの!じゃないと続かなくなりがちです。
収支が自動で記録されて、お金の使い道がわかりやすいものがいいですね。
Money Forward MEかZaim を選んでおけば間違いないです。
まとめ
入ってくる以上は使わない!自由に使えるお金を把握して、どこに支出を割くべきか判断する。マイナスはとにかく早くなくして脱出。
サラリーマンが健全な家計を維持するには、バランスシートを活用し、固定費と流動費を見直し、借金を減らしながら資産を増やすことが重要です。この記事を参考に、お金の流れを見直し、将来の安心につなげましょう!
「今すぐ家計管理を始めたい方は、おすすめの家計簿アプリを試してみてください!」
コメント
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[…] サラリーマンの皆さん。支出を把握することの重要性はご理解いただきましたね!この把握することができたのは非常に大きな進歩です!そして、次のステップに進みましょう!大切な […]