キャリラボ流自己分析|このままのやり方で転職・就活にも活用出来るテンプレ公開

最近、自分自身と向き合えていますか?

キャリアアップを目指す上で、まずはじめに取り組んでおきたいのが「自己分析」です。

自分のことは自分が一番わかっている!!つもりになっている人も多いはず、
意外と自分自身と向き合う時間って少ないんですよね。

自己分析は自分の価値観や強み・弱み、なにがしたいのかを把握し、自分に合った環境や働き方を見つけることができます。
自身の強みや価値観を明確化し、より充実した人生を送るための第一歩を踏み出すことができます。

キャリアアップにおける「自己分析」のやり方、効果的に行う方法について、
数多くのコーチング経験をもとに「キャリラボ流自己分析」を作成したので手順を紹介していきます。

キャリラボ流自己分析のメリット
  • 自分の「価値の最大化」ができる
  • 質の高い自己分析が最短時間で出来る
  • これからの目標、行動指針が明確になる
目次

自己分析の目的を明確にする

まずは「何のために自己分析をするか」を明確にしましょう。
今回のキャリラボ流はキャリアアップが目的なので以下の2つを目的に自己分析していきます・

・働く軸を明確にする
・自分の価値を最大限相手に伝えるため

もちろん、今回の自己分析では他にもたくさんのメリットがありますし、
なにより自分を知るというのは大切なことです。必ず行ったほうが良いです。

では、自己分析に入っていきましょう!

キャリラボ流|①自分の「タイプ」を知る

自己分析=自己理解。自分の売り込みには自分を理解している必要があります!
自分の価値観や就活の軸を認識することはもちろん、それらを企業などを相手に的確に伝えられるようになるためにも、自己分析は必要になります。

私は営業職でトップセールスを長いこと記録しており、何十人というトップセールスマンを育ててきましたが、営業において商品の“売り”を知ることは必要不可欠です。
「知る」と「伝え方」に拘れば、他の人と同じ商材を扱っていても相手に欲しくなってもらえる確率は飛躍的に上がります。

就活・転職でも同じで「自分自身がどのような価値観をもっているのか」「他の求職者と比べて何が得意で何が苦手なのか」「それをもとに活躍できるのはどのような企業なのか」といった部分まで自己理解を深めるだけでなく、面接官が納得できるように伝えることが重要になるのです。

「自分をどう売り込むか」という視点を持って自己分析に臨むことが重要です。

それでは早速自己分析に入っていきましょう。

①特性や専門性を知る

まずはツールを使って、自分の特性を知っていきましょう。
今回は2つのツールで自分の特性を把握した上で市場価値をチェックしていきます。

はじめにエニアグラムで自分のタイプを把握します。
当てはまる項目にチェックを入れるだけで自分のタイプを教えてくれます。
2分程度で出来るのですが、私は笑っちゃうくらい自分の性格を分析されて驚きました!
下記URLをタップしたらそのままはじめられます。もちろん無料です。ログインとかも特にありません。

次にキャリアンカーで自身のキャリア選択の指針を客観視してみましょう。
ここでは40問の選択質問に答えて、自身のアンカー(錨)がどこにあるのか確認してみましょう・
アンカーは個人にとって「どうしても犠牲にしたくない価値観」「最も大切にすること」、周囲が変化しても「自己の内面で不動なもの」ともいえます。

さて、この2つの診断で客観的な自分を見つめられたらOKです。
特に自分の弱点や足りない部分を把握することは大切です!
それも恥じることなく自分の成長や方向性決めに活かす意識を持ちましょう。

キャリラボ流|②自分の「目指す先」を見つける

キャリラボ流的にはココが一番のミソポイントです。

一緒に「目指す先」について考えてみましょう。
5つのテーマで考えていきますので、お付き合いください。

魅力的な「未来」に目を向ける

あなたの心のスクリーンに「魅力的な未来」を描いてみてください。

将来どんなふうになりたいのか。その時まわりには何が見えるのか。どんな音が聞こえるのか。
創造してみてください。

このパートは、たとえ時間がかかってもいいです。
鮮烈なイメージが湧くまで考えてみてください。

私の場合は、

 壁一面の大きな窓から水辺が見える建物の一室。
 白い壁と大きくて分厚い一枚板の机。
 周りには大きく生き生きと茂る観葉植物。
 壁にかかった印象派の絵画。
 上質な革でできた椅子の包み込むような座り心地。
 柔らかく差し込む光。心地よい鳥のさえずり。
 その中で大きなモニターを前にキーボードを叩く軽快な音。

こんな未来を描いていました。

山の頂上には素敵な景色があることを知らないと、
一生懸命は登れませんから。

価値に合う行動を見つける

まず次の単語リストを見てください。
どの状態にある時あるいは行動を起こしている時にあなたは生き生きしていますか?
同じような意味の単語もありますが、よりしっくり来るのはどちらでしょうか?
あなたのベスト3を選んでみてください。

  • 探求する
  • 冒険する
  • 優雅である
  • 輝いている
  • 触れ合う
  • 共にいる
  • 影響する
  • 勇気づける
  • 極める
  • 卓越している
  • 奉仕する
  • サポートする
  • 創造する
  • 工夫する
  • 遊ぶ
  • 指導する
  • 説明する
  • 勝つ
  • 達成する
  • 気づく
  • 観察する
  • 洞察する
  • 支配する
  • 説得する
  • つながっている

皆さんそれぞれ、無意識のうちに価値を置いているものがあります。
つまりは自然に楽しめるような行動です。

昔、上司から「花が好きな花屋になりなさい」なんて言われたことがありますが、
価値に合う行動は無理なく続けられ、楽しく目標達成が出来ます。

自分の価値を置いている行動を把握することで、「やりたいことはなにか」に近づけてください。

嫌なことと向き合う

あなたのやりたいことはなんですか?
イノベーションが求められている世の中ですが?
本当にやりたいことを見つけられている人はそう多くないです。
でもそれは自然なことで、今まで求められていなかった考えだからです。

やりたいことが沢山浮かんでくる人はこの工程は必要ありません。
ただ、ちょっとでも「正しい答え」を言いにいってしまっている感覚があれば、次の方法を試してください。

嫌なこと、やりたくないことを書き出す。

とにかく片っ端から書き出してみてください。
私の場合は、満員電車、自由な時間がなくなること、納得していないことを行う、無駄な時間、などです。

とにかくたくさん書き出してみてください!

書き出しが完了したら、眺めながら、逆を考えてみてください。
対比させてやりたいことを考えるんです。
対比させることで、今まで見えていなかった「やりたいこと」が見えてくるはずです。

未来への素材集め|過去を見る

「将来どんなことがやりたいんだ?」
私はよくこの質問に詰まっていました。
いきなり未来を問われてもなかなか出てくるものではありません。

そんな時に備えて、過去を振り返ってみましょう。
過去にはヒントが沢山散りばめられています。

社会人の場合、
「今の会社に入社したのは、どんな興味があって入ったか?」
「いままで関わったプロジェクトで一番楽しかったことはなにか?」
関心、心の揺れ具合、指向性を思い出しながら、書き出してみてください。

それから「これから5年位のあいだでどんな仕事をしてみたいか考えてみてください。」

これを学生時代、それも小中学生の時まで振り返ってみていいと思います。
存分に過去の自分からヒント(素材)を貰って未来を描きましょう。

キャリラボ流|③自分の「市場価値」を知る

ここでいう市場価値は、よく転職活動などで用いられる「市場価値」です。
いわば、年収にしていくら相当の価値があるのかって話ですね!

市場価値を知ることで、現職より高い年収が得られる環境が存在するか否かも見えてきます。
また市場価値を更に高めていくには現状を知ることが大切です。

市場価値を決める5つの要素

専門性

所属している会社を超えても通用するレベルの「専門性」があるかどうかが判断基準となります。
専門性を高めるためには、どの領域を自身の専門領域にしていくか決めていく必要があります。

スキル

スキルや資格はアピールしやすい要素です。
ここで大事なのは「資格よりもスキルをどう活かせるか」が大事になります。
あくまで資格は肩書ですが、その中身にスキルがあるはずです。中身をアピール出来ないと価値は薄まってしまいます。
スキルといってもさまざまではありますが、コミュニケーション能力やマネジメント能力、論理的思考力などの汎用性の高いなスキルを高められると、
企業や業界に関係なく活躍できる人材として認められやすくなります。

経験

これまでのキャリアにおいてどのような経験をしてきたのかは、
重要なのは、困難や課題が生じた際にどのように考え、解決や改善を行ってきたのか、そのプロセスが語れるかどうかです。
逆境力など経験から得られる力は近頃価値があがってきています。

実績

仕事を通してどのようなことを完遂したのか、さらにその結果が会社に対しどのように貢献したのか示すことが、自身の価値の証明につながります。また、多くの実績を残していれば、転職の際に好待遇をうけられる可能性が高まります。
まずは目標を立て、それを達成することを心がけ日々の業務を行うことで、小さな実績から重ねるとよいでしょう。

再現性

会社・業界・業種が変わったとしても活躍する可能性が感じられる「再現性」のある人材こそが「市場価値の高い」人材です。
「再現性」の高い能力は、物事を俯瞰してみて判断できる能力や、
課題に対して解決するための工程設計力があるか、問題解決能力やチームビルディング力などがあげられます。

市場価値を確認する

市場価値を確認するには、スキルの棚卸しをおこなうこと、エージェントに登録して実際にはかってみることがあげられます。
自分の市場価値を適切に知っておくことは、自分の身を置く環境を適切にするためにも非常に大事なことです。

スキルの棚卸し

これまでのあなたの経験やスキルを振り返ることからはじめてみましょう。
振り返る際には、「時期」「所属会社」「部署」「役職」「業務内容」を整理し、
その中でどのような「目標」をたて「成果」を出したのか、そのために「工夫」したことは何なのかといった観点で棚卸しすると整理しやすいです。
上記の5つの要素を意識してみながら並べていきましょう。

また、資格を取得したり、スクールを卒業したなどの経験も忘れずに書き留めるようにしてください。

実際に測る

一番効果的に市場価値を測るには、仮に転職した場合、年収いくらで企業から求められるのか?
これをダイレクトに教えてもらうことが早いし精度が高いです。

最近では、市場価値を測るための活用を推奨する転職エージェントが増えてきています。

ビズリーチ公式 市場価値

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト【ビズリーチ】 (bizreach.jp)

このように実施に転職エージェントでスカウトを貰うことで適正年収を把握すれば、
目指す先がよりリアルに見えてきます。

自分自身を深く理解して、効果的にキャリアアップを進めていきましょう。

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